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上達の秘訣(スクールの上手な利用法) , 井上コーチ

『フィードフォワード』
2012.2. 2

 皆さんこんにちは_(_^_)_
 井上です。

 

 今回も上達についてのお話をしたいと思います。

 

 で・・・今回も?、なんですが、自身の身体にいい表現をさせる方法の1つを紹介したいと思います。

 

 皆さんは「フィードバック」という言葉を聞いたことがありますか?

 

 テニスの場合で説明すると、プレーの後などに評価反省することです。

 

 よくなかったショットの改善点や、上手く行ったショットやプレーの拡張性など、頭の引き出しに入れて置いて、次に生かすための準備をするわけです。

 

 ところが、「フィードバック」したことを、そのまま次のプレーに表現しようとしても、決して上手く行きません。

 

 なぜなら、テニスのプレーでは二度と同じボールが来ないからです。

 

 前のプレーが上手く行かず、次のプレーのために、
 「よぉしっ!!次のボールは絶対失敗しないぞ!!」
 と、言わんばかりに「フィードバック」を行い、イメージも素振りもバッチリだとしましょう。

 

 ただ、過去のボールを振り返り、過去のそのボールには完璧にアジャスト出来ていたとしても、これから打つそのボールは同じように見えても、微妙な誤差があるので、結局失敗してしまいます。

 

 テニスは前のくだりにも記しましたが、オープンスキルスポーツなので、常に状況が変化します。
よって、「フィードバック」をしつつ、未来のプレーに対して予測をすること、または試行する気持ちを持つことが大事なのです。

 

 それを『フィードフォワード』と言います。

 

 『フィードフォワード』の思考がある方は「フィードバック」で得た過去のデータを元に、色々なアレンジをすることが出来ます。

 

 以前にミスをしたショットやプレーの修正もそうですが、それに似た場面でも調整したり、それ以上の質を上げたりすることが出来ます。

 

 打ったことのない初めてのショットも打ち方やタイミング、打ちたい軌道やコースを予測しながら打つことが出来、また対戦したことがない相手にも、過去に交わしてきた相手と照らし合わせたりしながら対応することが出来ます。

 

 皆さん『フィードフォワード』に対して心当たりはありますか?

 

● 「そういえば、調子がいい時って、いいひらめきがよくわくなぁ」

● 「このくらいのさじ加減で打ったら入るって思えたんよ」

● 「相手の動きを見ながら、コースを変えることができた」

● 「ネットインの急な対応のボールを上手く返球できた」

 

 日常でもありますよね(p_-)

 

 車を運転される方なら誰もが、判断をしながらハンドル、アクセル、ブレーキの操作をします。

 

1. 遠くに見える歩行者信号。

2. 青信号が点滅に変わりもうすぐ赤になる。

3. 予測できるのは車用の信号が黄色から赤になりそう。

4. という中で、自分はその信号を青の時に通過出来るのか、それとも停車するためにアクセルから足を離し、ブレーキを踏むのか(@_@;)

 

 レッスン中に『フィードフォワード』が出来る方は動作が早いです。
 プレーの動作もそうですが、ラリーのローテーションなどの把握がいいので、次にどこに行って何をすべきなのかが分かっておられます(◎o◎)

 

 過去のデータ・・・成功も失敗も上手く整理して次に生かすための準備をしておく「フィードバック」も、とても大事なのですが、

 

 「フィードバック」をアレンジする能力・・・『フィードフォワード』をぜひ念頭に置いてみて下さい(^_^)b

 

 

 ところで、ミスをした時に素振りをされる方をよく見かけます(p_-)

 

 素振りは大事だと思いますが、ミスした後に素振りをし過ぎると「フィードバック」への気持ちが強くなるので、次のショットが失敗しやすくなる傾向にあります。

 

 過去は振り返った方がいいと思いますが、振り返り過ぎるとよくないと思います。

 

 まぁ逆に「過去を振り返らず、前だけを向く」なんて言われる方がおられますが、過去あっての未来なんで、評価反省を忘れずに(^_-)

 

 なんか人生訓みたいになってしまいましたが、ちなみに打球時のラケットとボールの接触時間って、皆さんどのくらいだと思います??

 

 なんと0.003~0.005秒らしいです\(◎o◎)/!

 

 ほんの一瞬ですよね(*_*)

 

 プロの選手が打っても、私達が打っても、どのショットでもたいして差はないらしいです。

 

 そんな一瞬で、当たり損ねたとか、オーバーだとかネットとか分かってしまう私達人間の手の感覚もすごいなと思うんですが、なにせ一瞬のことですから、当たってから修正をしようとしても不可能なんです(^_^メ)

 

 「あっ!!ヤバい。ミスった(>_<)」って思った時にはボールはラケットからかなり離れた所を飛んでいるはずです(-_-;)

 

 なので、打球前のアレンジ・・・『フィードフォワード』がとても重要になります。

 

 というわけで、今後のプレーにぜひ生かしてみて下さい。

 

 上述しましたが、誰もが『フィードフォワード』をしています。

 

 でないと、ラリーなんて出来ません。

 

 注意すべきは「フィードバック」をし過ぎて『フィードフォワード』がおろそかになること!!!!!

 

 調子がよくない時は特に注意(--〆)
 以前にも記しましたが「フィードバック」で、ミスを振り返り過ぎると「ダメだ菌」が出来てしまいます。

 

 確か「エースをねらえ!」の宗方コーチも主人公岡ひろみに向かって・・・
「この一球は絶対無二の一球なり!!」って言われていました(゜o゜)
 前と同じボールは絶対ないし、来ないよってことです(^^ゞ
 まっ、宗方コーチが発したその言葉の意味は、「二度と来ないボール」=「二度と来ない時間」だから、その時その時を一生懸命頑張りなさい!!ってことだと思うので、今回の意味とはちょっと違うのですが(^_^;)

 


 そしてここで私の謝罪(__)

 

 私・・・よくラリー中、当たり損ねます。
 当然『フィードフォワード』されている皆さんは「コーチの打つボールはあの打ち方だとこのくらいに飛んで来るだろう」って予測されていると思います。

 

 なのに私の当たり損ねのボールはそこまで飛ばないのです(-_-メ)
 打ち方はいつもと変わらないのに、当たり損ねたりすると予測も何も出来ないですよね(ーー;)

 

 頑張って練習してなるべく避けたい当たり損ねボール・・・皆さんも気を抜かず『フィードフォワード』に専念して、そんなボールも読んで打球してみてくださいm(__)m

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