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上達の秘訣(スクールの上手な利用法) , 井上コーチ

試合で勝つために-Part17-能ある鷹は爪を隠す
2014.7.29
こんにちは(^_^)/
井上です。

今期はサーブがテーマです。
その中でも安定、強化を目標にされておられる方も多いと思いますが、ここで・・・、 


みなさんのコミュニティでもいいですし、周りのプレーヤーでもいいんですが、サーブがいいと言われる方をイメージしてみて下さい。

どんなプレー、どんなサーブを打たれますか?

○ サーブも良くてしかも他のプレーも上手い
○ ここぞ!という時にいいサーブが入る
○ 0-30などリードされたときからサーブが良くなる
○ エースを獲られる訳じゃないんだけどリターンがしにくい
○ リターンで攻めにくいスピード、回転、コース、間(ま)

上記のようなサーバーはサーブがいいと思います。

どのコミュニティでも、強いプレーヤーが打つサーブです。

ATPのトップ3はそんなプレーヤーです。

なので、データにもあるんですが、サーブの平均スピードはトップ3は、かなり低い(確か170km/h台)のです。

反対に・・・、

● スピードも回転もすごい
● サーブでポイントを量産する
が、
● 何気ないリターンに凡ミスする
● プレッシャーがかかると入らなくなる
● 勝負どころでいいリターンをされる

負けパターンと言ってしまえばそうなんですが、ビッグサーバーと言われる方に限って、プロの世界でも、愛好家の試合でもよく見られる光景です。

野球のピッチングでも同じように言えることですが、速いボール、曲がるボールを投げただけで、打たれないということではなさそうで、一流といわれる投手は、1つの球種に何種類かのスピード、回転、コース、そしてプランがあるようです。

サーブに限らず、強いショット、得意なショットを持っていることはとても強みで、それを軸に自身のプレーも組み立てていくのですが、それに頼り過ぎるのはよくなさそうです。

試合の序盤から、自分の精一杯のプレー、余力をなくして得意ショットやパターンを多用することが仇となり、相手と競った場合、中盤から終盤にかけて余裕がなくなっている光景をよく見ます。 


試合巧者はみなさんの余裕度を観察しています。


プレッシャー、ストレスのかかる場面では、誰もが「それを早く終わらせたい」「早く逃れたい」と思うものですが、試合に勝つ方は、相手だけでなく『プレッシャー、ストレスのかかる場面』とも楽しく勝負をされるので、あえてじっくりの間(ま)を取り、しっかりのプレーを心がけます。

反対に余裕がないプレーヤーは、とにかく間(ま)もプレーも早くなります。

そして、得意ショット、パターンを「自分には今、余裕がありません」とメッセージを添えて打つのです。

その時はポイントが奪えるかもしれません。


が、相手にはその代わりに多くの自分の知られたくない情報を与えてしまうわけです。 


やがて、大事な場面で相手に慣れられ、読まれて、得意を封じられ、勝つための策をなくしてしまうのです。

また、自身がそれに気付いていない場合、試合巧者の相手に身の丈以上の力量で打つことで、当然確率は悪くなりますが、それを「調子が悪い」「集中出来ていない」と理由にしてしまうことで、余計に自分の精一杯を助長してしまうことになります。


試合をしていて、あるいは観ていて、相手(チーム)が強いと感じる時って、相手(チーム)に余裕、余力、流れがある時だと思います。

反対に、スコアは勝っているけれど、劣勢、そのうち逆転されるかも、って思う時は、なんだか精一杯な感じがします。

強いプレーヤーは、スコアではリードしていたとしても、どこかのタイミングで逆転出来るような、底力を持っています。

そういった方は、試合の序盤や、体制に影響のない場面では、得意なショットを打ちません。

それは終盤の競った場面を想定したり、大事なポイントのために取っているからです。 


ピッチャーが、三振をとるだけでなく、内野ゴロや凡打を上手にさせることと同じように、上手な方は自分からポイントを奪うだけでなく、相手にプレーさせながら対極的に分析し、得意でなくてもポイントを取る方法、得意を出すタイミングなどを計っています。

なので、「いざっ!」っていう時に強くて底力があるなと思わせます。

ただ、その底力って、いわゆる「実力」なんですが、それも日頃の練習の心がけが重要なのです。


というわけで、試合巧者の日頃の練習を紹介します。

まず・・・、

☆ ラリーが上手です。

「決め」でもなく「つなぎ」でもないペースがあって、相手の色々なボールにも対応出来、自身からもいつでも仕掛けが出来るような"心構え"でいるラリーです。

☆ ラリーをキープします。

仕掛けを早くして、局面を迎えてしまえば、ラリーがすぐに終わってしまいます。

ラリーキープ中にピンチが訪れますが、そのピンチを想定して練習したり、ピンチの打開を楽しめたり出来る方が試合巧者です。

試合の中でのプレッシャーやストレスを練習で作り出して上達につなげるのです。

☆ ショットの質を落とします。

大事な時のために、質のいいボールはとっておく練習です。

質を上げて一発で決めることも出来ますが、一発で決めるのではなく、プランで決める練習をします。

一発で決まらなくなる上のステージのために、プランで決める練習をします。


ところが・・・、

練習でも「バシッ!!」っと決めたい、相手を圧倒したいと思うことで、上記のようなさじ加減の練習が出来ないことが多いようです。
よって、打たせて取るピッチングのような、相手にプレーさせながらの試合運びがなかなか思うように行かず、決め急ぎプレー、プランのないつなぎプレーになってしまうようです。


サーブに例えると・・・、

× サーブが強い方の傾向として、サーブで白黒ついてしまうがために、ストローク、ボレーの質がよくないことがあります。

× サーブ、スマッシュは、攻められない程度のボールというのを練習しない方が多いです。

◎ すべてのショットをラリーベースで考えられる方は、攻められないボールを打つのがとても上手です。

◎ 緩いボール、タイミングをはずすボール、コートカバーリングの良さで相手を攻めあぐねさせたり、相手の返球を予測出来るように配球したりなど、まず、相手にプレーさせながら、色々をアレンジしていきます。

× サーブ、スマッシュは打ち込みをベースとして考えられておられる方が多いように思われます。

◎ 試合では打つ機会がなくとも、打ち込みの弾道を緩やかにしたライナーやロブを練習することで、調整、安定感、プランがひらめきやすくなります。

そして、それらを練習することで、やがて・・・、

◎ 1つのショット(サーブ)に何種類かのスピード、回転、コース、そしてプランが出来上がります。


なので、日頃の練習で・・・、

☆ ラリーの心構えが上手になること

☆ ラリーでピンチを楽しむこと

☆ ショットの質を変化させること

です(^^)b


サーブに限らず、強いプレーヤーに言えること

○ 攻めても守っても上手い
○ ここぞ!という時にいいショットが入る
○ 0-30などリードされたときからプレーが良くなる
○ エースを獲られる訳じゃないんだけどポイントが奪えない
○ スピード、回転、コース、間(ま)のバリエーションが豊富
そして、
○ ポイント、ゲームは取られても最終的に勝ってしまうプレーヤーです。

まさに『能ある鷹は爪を隠す』です。

そんなプレーヤーを目指して爪を磨き、隠したり出したりを上達させましょう( ̄ー+ ̄)

次世代組ビッグサーバー

ラオニッチ.jpg

ラオニッチ

ディミトロフ2.jpg

ディミトロフ

ガルビス.jpg

ガルビス

サーブだけでなく、他のプレーが洗練されるとトップになるタレント力ですd(^0^)b

で、トップ3のトスアップ

フェデラートスアップ.jpg

余裕(* ̄ー ̄)ノ

ナダルトスアップ2.jpg

余裕( ゚∀゚)彡

ジョコビッチトスアップ.jpg

スゴイ余裕(ノ^-^)ノ

そこから余裕のサーブ!!

フェデラーサーブ2.jpg

フェデラー

ナダルサーブ2.jpg

ナダル

ジョコビッチサーブ.jpg

ジョコビッチ

トップ3は、ピンチとチャンスに強いプレーをされます。

自身のコミュニティで活きるサーブを心がけましょう(^_^)b
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